踏み出した分だけ、未来の「道」が引かれる

データセンター建設の現在と未来を考える建築セミナー|川原秀仁氏らがAI時代の建築マネジメントを議論

データセンター建設の現在と未来を考える建築セミナー|川原秀仁氏らがAI時代の建築マネジメントを議論

#AI #CM #PM #イベント #データセンター #建築 #建築イベント #建築セミナー #建築マネジメント #設計
開催
時期
2026.09.11

AIの普及やクラウドサービスの拡大を背景に、建設市場のなかでも存在感を増しているデータセンター。その企画・設計・建設をどのようにマネジメントし、これからの需要に対応していくのかを考える「川原秀仁の建築マネジメント勉強会2026 vol.3 ~旺盛な需要で突き進むデータセンターの今後~」が、2026年9月11日(金)に開催されます。

主催は株式会社ALFA PMC。今回の勉強会では、ALFA PMC代表取締役の川原秀仁氏をモデレーターに、日本電気株式会社、NECファシリティーズ株式会社、株式会社日本設計から、データセンターの事業・設計・建設・マネジメントに携わる実務者が登壇します。セミナーは東京・新橋の会場とZoomによるオンラインのハイブリッド形式で開催され、対面参加者を対象とした交流会も予定されています。

急速に拡大するデータセンターを「建築マネジメント」から考える

データセンターは、サーバーを置くための単なる箱ではありません。大量の電力を安定して供給する設備、発熱する機器を冷却する空調、高いセキュリティ、災害時にも稼働し続けるための冗長性など、一般的な建築とは異なる条件が複雑に重なっています。

さらに、AIやクラウドサービスの普及によって求められる計算能力やデータ量が拡大するなか、データセンターそのものの規模や建設スピード、事業スキームにも変化が生まれています。建築設計だけではなく、事業計画、設備、施工、運用、ファイナンスまで、多数の専門家を束ねながらプロジェクトを前へ進めるマネジメントの重要性も高まっています。

今回の勉強会では、こうしたデータセンター市場の現在地とこれからを、建築マネジメントの視点から掘り下げます。データセンターの設計・建設に直接携わっている人だけでなく、今後PM/CM領域へ仕事を広げたい設計者や施工者にとっても、専門性の高いプロジェクトがどのように動いているのかを知る機会になりそうです。

NEC、日本設計、ALFA PMCの実務者が登壇

今回登壇するのは、データセンターを「事業」「設計・建設」「建築マネジメント」という異なる立場から見ている実務者たちです。

モデレーターを務めるのは、ALFA PMC代表取締役の川原秀仁氏。山下PMCの創業メンバーとして代表取締役社長・取締役会長を歴任し、2023年にALFA PMCを設立。国内におけるCM/PMの普及に長く携わってきた人物です。

川原秀仁氏

伊藤誠啓氏は、日本電気株式会社 マネージドサービス・クラウドデリバリー統括部 シニアディレクター。2013年からデータセンターの企画・構築管理・事業管理に携わり、これまで7つのデータセンター立ち上げを経験。現在はNECのデータセンター事業・クラウド事業を担い、合弁会社の設立や大容量データセンターに向けたファイナンススキームの検討にも携わっています。

伊藤誠啓氏

末松耕自氏は、NECファシリティーズ株式会社 建設設計事業部 事業部長・一級建築士。官公庁建設プロジェクトでの設計経験を経て、発注者に近い上流工程やコンストラクションマネジメントへ領域を広げ、現在はNECのデータセンターをはじめ、外資系ハイパースケールデータセンターや半導体工場などにも携わっています。

末松耕自氏

小西保明氏は、株式会社日本設計に所属し、日本CM協会常務理事も務めています。アトリエ、ゼネコン設計部門、CM会社などを経て、現在は複数のデータセンタープロジェクトに携わるなど、設計とマネジメントの双方を経験しています。

小西保明氏

「データセンターと建築マネジメント」からAI時代の実務まで

当日は、まず川原秀仁氏が「データセンターと建築マネジメント」をテーマに約15分の講演を行います。続いてNECファシリティーズが「データセンター建設の現在・未来(仮)」、日本設計/日本CM協会常務理事の小西保明氏が「データセンタープロジェクトの実務から見える AI時代のマネジメント術」をそれぞれ約15分で紹介します。

後半には約35分のディスカッションを予定。「旺盛な需要で突き進むデータセンターの今後」をテーマに、異なる立場からデータセンターに関わる登壇者が意見を交わします。

一つの完成事例を紹介するだけではなく、データセンターという成長分野を「これからどのように計画し、設計し、建設し、マネジメントしていくのか」まで横断的に議論する構成です。

データセンターだからこそ問われるPM/CM

データセンターのように要求性能が高く、建築・設備・IT・事業の要素が密接に絡むプロジェクトでは、それぞれの専門家が個別に最適化するだけではプロジェクト全体を成立させることが難しくなります。

発注者が求める事業性と、設計者が考える建築・設備性能、施工者が担うコスト・工程・施工性をどう整理し、一つの方向へ導いていくのか。そこで重要になるのが、PM(プロジェクトマネジメント)やCM(コンストラクションマネジメント)の視点です。

今回の勉強会を企画するALFA PMCでは、建設産業でプロジェクトを推進するプロのマネージャーを育成する「建築マネジメント塾」も展開しています。その特別版として行われる「川原秀仁の建築マネジメント勉強会」は、さまざまな分野における建築マネジメントの実務を紹介するシリーズとして開催されています。

設計者・施工者にとっても「マネジメント」がキャリアの選択肢に

建築のキャリアというと、意匠設計、構造設計、設備設計、施工管理など、それぞれの専門性を深めていく方向がまず思い浮かびます。一方、経験を重ねるほど、複数の専門領域をつなぎながらプロジェクト全体を動かす能力が求められる場面も増えていきます。

ALFA PMCが展開する建築マネジメント塾では、顧客視点やプロジェクト推進手法を学びながら、自身の専門性をPM/CMへ広げていくこともテーマとされています。今回の無料勉強会も、すぐに職種を変えるための転職セミナーではなく、これまでの設計・施工経験をどのように次の役割へ展開できるのかを考えるきっかけとして見ることができます。

対面参加者は、セミナー後の交流会にも参加可能

セミナー本編は15:30〜17:00。東京・新橋のクリーク・アンド・リバー社 東京本社5F ホールAでの対面参加に加え、Zoomからオンラインでも受講できます。

さらに、17:00〜18:30には対面参加者のみを対象とした交流会を開催。登壇者や参加者と直接話せる機会となります。セミナー本編は無料ですが、交流会の参加費は2,000円で、セミナーとは別に事前申し込みとカード決済が必要です。

セミナー本編の定員は100名、交流会は20名。オンラインセミナーの申込締切は2026年9月11日(金)13:00、交流会は会場予約の都合上、9月3日(木)23:59までとなっています。

こんな人におすすめ

・データセンターの設計・建設に関心がある方
・建築の企画や設計に携わっている方
・ゼネコンや設計事務所で実務に携わっている方
・PM/CM、コンストラクションマネジメントに関心がある方
・発注者側から建築プロジェクトを動かす仕事に興味がある方
・AI時代の建築・建設市場の変化を知りたい方
・大規模・高難度プロジェクトのマネジメントを学びたい方
・設計や施工の経験を生かし、キャリアの幅を広げたい方
・データセンターに携わる実務者との交流機会を探している方

開催日時
2026年9月11日
参加費
無料
会場
東京都港区新橋4丁目1番1号 新虎通りCORE クリーク・アンド・リバー社 東京本社5F ホールA
アクセス
新虎通りCORE内、クリーク・アンド・リバー社 東京本社5F。 ※オンライン参加の場合はZoomを使用。
開催形式
対面 / オンライン
締切
2026年9月11日 13:00

特集

Special feature

すべて見る

イベントを掲載しませんか?

SNSとwebを含めて、月間10万人以上の建築・建設・不動産のプロフェッショナルに届く情報サイト。ぜひご相談してください。