建物を壊して新しく建てるのではなく、すでにある建築や土地の可能性を読み直し、新しい使い方や事業をつくる。リノベる株式会社の「都市創造事業」にフォーカスした転職セミナー「『まちの新しい価値になる。』リノベる都市創造事業 転職セミナー」が、2026年9月30日(水)に開催されます。
都市創造事業が手掛けるのは、住宅の内装リノベーションだけではありません。ホテル、オフィス、住宅、商業施設、複合施設など、さまざまな既存不動産を対象に、事業企画、設計、施工、リーシング支援、運営までを一貫してマネジメント。一棟リノベーションやコンバージョンを通じて、建物そのものだけでなく、その場所やまちに新しい価値を生み出すことを目指しています。
設計事務所やゼネコンで設計・施工を経験してきた人にとって、「図面を描く」「現場を完成させる」だけではない建築キャリアを知る機会です。自分の専門性を生かしながら、事業企画やプロジェクトマネジメント、不動産再生へ仕事の幅を広げたい人にも注目したいセミナーです。
リノベるの都市創造事業が掲げているビジョンは、「まちの新しい価値になる。」。法人が保有する不動産の有効活用に対して、単に古くなった建物を改修するのではなく、その建物をどのように使えば事業として持続し、地域にとっても価値のある場所になるのかを考えます。
特徴は、事業化の成立検証から、企画、リーシング支援、デザイン、設計、施工、運営マネジメントまでを一貫して扱うこと。設計・施工部門を社内に持つことで、コンサルティングだけで終わらず、実際のものづくりまでプロジェクトに深く関わっています。
建物が魅力的であることだけでなく、事業として継続できること。その土地やまちの文脈を踏まえ、長く使われ、愛される場所になること。デザイン・事業・技術のそれぞれを切り離さずにプロジェクトを考えるのが、都市創造事業の仕事です。
一般的な設計業務では、建物の用途や事業条件がある程度決まった後に、設計者へ仕事が渡されるケースもあります。一方、都市創造事業では、まだ建物の使い方さえ決まっていない段階からプロジェクトに入ることがあります。
既存の建物や土地を調査し、周辺エリアやマーケットを読み解き、「この場所に何が必要なのか」「どんな用途であれば事業として持続するのか」というところから検討する。つまり、決められたプログラムを設計するだけでなく、建築のプログラムそのものを考えるところから参加できる仕事です。
例えば住宅、ホテル、オフィス、飲食店、複合施設など、プロジェクトによって求められる用途はさまざま。既存建物の状態や地域性、事業主の課題を読みながら、その場所に最適な答えを探していきます。
建築設計を経験するなかで、「もっと企画の上流から関わりたい」「なぜこの建物をつくるのかという段階から考えたい」と感じている人にとって、都市創造事業は建築との関わり方を広げる選択肢になりそうです。
新築では、基本的に何もない状態から建物をつくります。一方、一棟リノベーションでは、すでにそこにある構造、設備、階高、動線、周辺環境、建物が積み重ねてきた時間など、さまざまな条件を読み解くところから設計が始まります。
既存建築のどこを残し、どこを変えるのか。用途変更をするのであれば、新しい使われ方に必要な性能をどう確保するのか。事業主が求める収益性と、建築としての魅力をどう両立するのか。新築とは違った制約がある一方、その制約そのものを設計の手掛かりにできる面白さがあります。
リノベるの都市創造事業では、一棟リノベーションやコンバージョンを中心にしながら、事業性や持続性の観点から新築案件へ関わるケースも増えています。建物種別を限定せず、案件ごとに必要な方法を選択することも特徴です。
都市創造事業では、空間デザイン設計だけでなく、プロジェクトマネージャー、設備プロジェクトマネジメント、企画開発営業、建築技術統括、積算など、さまざまな職種がプロジェクトに関わります。
なかでも特徴的なのが、建築設計や施工管理などの専門経験を生かしながら、PMへキャリアを広げられることです。設計だけを見るのではなく、事業収支、コスト、スケジュール、施工、運営などを横断してプロジェクト全体を考え、社内外の専門家をつなぎながら事業を前へ進めていきます。
現在公開されている空間デザイン設計職でも、入社後はデザインを専門的に深めるスペシャリストだけでなく、複合的にプロジェクトへ関わるゼネラリストや、プロジェクトマネージャーへのキャリアチェンジも想定されています。
「意匠設計を続けたいけれど、設計だけでキャリアを終わらせたくない」「建築を事業やまちづくりの視点まで含めて考えたい」という人にとっても、選択肢の幅があります。
設計者だけでなく、施工管理経験者にとっても都市創造事業は異なるキャリアを考えられる領域です。
建築技術統括では、着工後の現場管理だけを担当するのではなく、着工前から企画・設計段階へ入り、現地調査、技術支援、概算見積、VE・CD提案、協力会社の選定、工程・品質管理などを行います。社内の設計者やPM、事業主と一緒にプロジェクトを検討し、「現場を知っている人間だからこそできる提案」を上流工程へ生かしていく役割です。
施工管理を続けてきたものの、「もっと企画や設計に近いところで経験を使いたい」「現場を回すだけではなく、プロジェクトそのものの意思決定に関わりたい」という人にとっても、キャリアの広げ方を考えるきっかけになりそうです。
都市創造事業で重要になるのが、建築として魅力的であることと、事業として成立することの両立です。
デザインだけを追求しても、運営が続かなければ建物は長く使われません。一方、収益性だけを追求して地域や利用者との関係を無視すれば、その場所に本当に必要とされる建築にはならないかもしれません。
リノベるでは、事業性という観点から「長く使われる建物か」、地域の文脈という観点から「そのまちに長く愛される建物か」の両方を重視しています。既存建物や土地を活用した課題解決型のプロジェクトだからこそ、建築と不動産、ビジネスを横断して考えることが求められます。
設計事務所でデザインを経験してきた人にとっても、「建築をつくった後、その建物がどう使われ、どんな事業になっていくのか」まで見届けられることは、大きな違いになりそうです。
都市創造事業が扱う一棟リノベーションは、デザインやまちづくりだけでなく、環境負荷の観点からも注目されています。
既存の構造体や建築ストックを活用するリノベーションでは、建物をすべて解体して新築する場合と比べ、解体廃棄物や新たな建設資材を減らせる可能性があります。企業にとっても脱炭素やESGが重要な経営テーマになるなか、保有不動産を「建て替える」以外の方法で活用したいというニーズが広がっています。リノベるでも、法人からの不動産利活用案件が増加しています。
古いから壊すのではなく、今ある建築を読み直し、次の時代に必要な用途へつなぎ直す。建築ストックが増えていくこれからの日本で、リノベーションやコンバージョンの経験は、設計者・施工者にとっても重要な専門性になっていきそうです。
現在、都市創造事業では複数の職種でキャリア採用が行われています。
プロジェクトマネージャー
建築・不動産プロジェクトを、事業計画から設計、施工、運営まで横断してマネジメントするポジション。
空間デザイン設計
一棟リノベーションやコンバージョンを中心に、企画段階から建築・空間デザインを担当。
建築技術統括
施工管理経験などを生かし、着工前の技術検討からコスト、工程、品質管理までプロジェクトを支えるポジション。
設備関連職
電気・設備分野の専門性を生かし、企画から工事完了まで設備面の技術支援・監理を担当。
事業開発・企画営業
法人が保有する不動産の有効活用について、マーケット調査、事業収支、企画提案から案件化までを担当。
職種によって求められる経験は異なりますが、設計事務所、ゼネコン、デベロッパー、CM会社、施工会社など、さまざまな建築・不動産経験を都市創造へ接続できる採用となっています。
リノベるが実施している都市創造事業の会社説明会では、応募意思を問わず、まず事業や職種について知りたい人の参加も受け付けています。「どんなポジションがあるのかわからない」「自分の経験がどの仕事に合うのかわからない」といった人も対象です。
今すぐ転職する予定がなくても、一棟リノベーションや不動産再生、PMといった領域に少しでも興味があれば、現在のキャリアの延長線上にどんな選択肢があるのかを知る機会になります。
設計する人、施工する人、不動産を企画する人。それぞれの専門性を分断せず、一つのプロジェクトとしてつなぎながら、「まちの新しい価値」をつくる。建築に関わる仕事の幅を広げたい実務者に向けた転職セミナーです。
・設計事務所で意匠設計に携わっている方
・ゼネコンや施工会社で施工管理を経験している方
・一棟リノベーションやコンバージョンに興味がある方
・ホテル、オフィス、住宅、複合施設など幅広い用途に携わりたい方
・建築設計からPMへキャリアを広げたい方
・企画段階から建築プロジェクトに関わりたい方
・不動産開発や事業企画に興味がある方
・既存建物を活用したまちづくりに携わりたい方
・設計とビジネスの両方を考える仕事に興味がある方
・今すぐではないものの、今後の建築キャリアについて情報収集したい方
SNSとwebを含めて、月間10万人以上の建築・建設・不動産のプロフェッショナルに届く情報サイト。ぜひご相談してください。