全国の建築学生を対象とした木造住宅の建築コンペ「木の家設計グランプリ2027」が開催されます。
建築を志す現役学生が住宅設計に挑み、日本を代表する建築家らが作品を審査する「木の家設計グランプリ」。2027年の募集テーマは「澄む家」です。
審査員長を務めるのは、住宅建築をはじめ数多くの作品を手掛けてきた建築家・堀部安嗣氏。エントリーは2026年11月30日(月)まで、作品提出は2027年1月15日(金)13:00まで受け付けます。
「木の家設計グランプリ」は、住宅建築のプロを目指す学生を対象とした木造住宅の設計コンペです。
日本の建築を将来支えていく学生に、長く受け継がれてきた日本の木造住宅を改めて見つめ、その魅力や奥深さを体感してもらうことを目的に開催されています。
応募できるのは、日本国内の高等学校、専門学校、短期大学、大学、大学院で建築を学ぶ学生。個人だけでなくグループでの参加も可能で、国籍は問いません。
一次審査の段階から建築家が応募作品を審査し、選考を通過した学生は公開審査の場で自身の設計をプレゼンテーションします。
単に作品を提出して結果を待つだけではなく、建築家が学生の住宅設計を読み解き、議論するプロセスそのものに触れられることも、この建築コンペの大きな特徴です。
今回の設計テーマは、「澄む家」。
リモートワークの普及によって仕事が家の中へ入り込み、スマートフォンやSNSなどを通じて膨大な情報が日常生活へ流れ込むようになった現代。
かつて以上にさまざまな情報や活動を内包するようになった「家」という場所において、人が心身ともに澄んだ状態で過ごすためには、どのような住空間が必要なのでしょうか。
今回のコンペでは、「澄む」という言葉を手掛かりに、これからの暮らしと木造住宅のあり方を考えます。
単に静かな住宅や自然に囲まれた住宅を提案するのではなく、「澄む」という感覚をどのように建築として読み替え、住まいの空間や構成へ落とし込むのか。
学生それぞれの解釈と住宅設計への向き合い方が問われるテーマとなっています。
2027年の審査員長を務めるのは、建築家・堀部安嗣氏です。
住宅を中心に、場所の環境や素材、光、時間の積み重なりを丁寧に読み解く建築を手掛けてきた堀部氏が、学生による木造住宅の提案を審査します。
現在発表されている審査員は次の通りです。
堀部 安嗣氏
建築家/堀部安嗣建築設計事務所
伊礼 智氏
建築家/伊礼智設計室
江尻 憲泰氏
構造家
※審査員については今後追加発表される場合があります。
木の家設計グランプリでは、作品提出後に一次審査、2次審査、最終審査が行われます。
エントリー受付期間は、
2026年7月1日(水)〜11月30日(月)。
期間中にエントリーを済ませた人のみ、作品を提出できます。
作品提出期間は、
2026年12月1日(火)〜2027年1月15日(金)13:00。
作品図書は専用フォームからオンラインで提出します。
敷地や設計条件、提出物の詳細については、公式サイトで公開されている「設計詳細要項」を確認してください。
一次審査では、応募作品の中から2次審査へ進む20作品程度を選定。
結果は2027年1月29日(金)に、登録したメールアドレス宛に通知される予定です。
2次審査・最終審査は2027年3月初旬に開催予定です。
一次審査を通過した20作品程度を会場に展示し、審査員が作品を巡回しながら審査。その中から上位10作品が選ばれ、同日に最終審査へ進みます。
最終審査では、上位10作品の応募者がそれぞれ3分間のプレゼンテーションを実施。
審査員との質疑応答を経て、受賞作品が決定します。
審査会場での開催とあわせてWEB配信も予定され、審査の様子を見ることができます。
各賞には賞金や副賞が設けられています。
最優秀賞 1点
賞金20万円
優秀賞 1点
賞金10万円
審査員賞 3点
賞金各5万円
U20賞 1点
賞金5万円
協賛企業賞
各企業から副賞を進呈
奨励賞
表彰
さらに受賞作品は、2027年5月27日発売予定の住宅建築専門誌『建築知識ビルダーズ』に掲載されます。
学生のうちに自身の住宅設計を第一線の建築家に見てもらえるだけでなく、受賞すれば作品を広く発信できる機会にもなります。
・建築を学んでいる高校生、専門学校生、大学生、大学院生
・学生向けの建築コンペ、設計コンペに挑戦したい方
・木造住宅や住宅設計に関心がある建築学生
・将来、住宅設計や建築設計の仕事を目指している方
・堀部安嗣氏や伊礼智氏らに自身の設計を審査してもらいたい方
・学外で自分の設計力を試してみたい方
・住宅について改めて深く考えてみたい方
・ポートフォリオに掲載できる設計作品や実績をつくりたい方
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