大学2・3年生や専門学校生、高専生など、建築を学ぶ学生を対象とした設計展「設計展Flap2026」が開催されます。
設計展Flapは、これからさまざまな経験を積み、建築の世界へ羽ばたいていく学生に、今後の成長につながるきっかけを提供することを目的とした設計展です。
大きな特徴は、入賞者だけではなくエントリーした参加者全員がフィードバックを受けられること。第一線で活躍する建築家から自身の設計について直接意見を受けられ、卒業設計や今後の設計課題につなげられる機会となっています。
エントリーは2026年8月12日(水)23:59まで。一般展示は8月28日(金)、公開審査は8月29日(土)・30日(日)に、日本女子大学 目白キャンパスで行われます。
設計展Flapは、2026年4月時点で建築に関連する分野を学んでいる大学・専門学校の2年生・3年生、高等専門学校5年生を対象とした設計展です。
卒業設計を対象とする設計展やコンペが多いなか、まだ学びの途中にいる学生が早い段階から外部の設計展に挑戦できることが特徴です。
作品を完成させて順位を競うことだけではなく、設計初期の段階から自身のアウトプットを外部へ開き、建築家や他の学生からの反応を今後の設計へ生かす「成長の場」として位置づけられています。
設計展Flap2026では、0次審査の結果にかかわらず、エントリーしたすべての参加者が対面でフィードバックを受けることができます。
フィードバック会は8月27日(木)、28日(金)、31日(月)に予定され、5〜6人程度のグループディスカッション形式で実施。自身の作品を説明したうえで、建築の専門家から直接講評を受ける機会が設けられています。
普段の大学や専門学校での設計課題とは異なる視点から、自分の設計の強みや改善点を知ることができるのも、この設計展ならではのポイントです。
審査会は2026年8月29日(土)と30日(日)の2日間にわたって行われ、それぞれ異なるテーマで作品を募集します。
1日目は「集合住宅・アートスペース」。
集合住宅、またはギャラリーや美術館をはじめとしたアートスペースの設計案が対象となります。
審査会は8月29日(土)9:00〜18:00に実施されます。
2日目は自由部門「誰かのための建築」。
設計作品の用途や規模を限定せず、幅広い設計案を応募できます。ただし、自分以外の具体的な「誰か」の快適さや幸せに、その建築がどのように貢献するのかという視点から作品を説明することが求められます。
「誰か」は家族や友人のような身近な存在でも、具体的に設定した一人の人物でも構いません。
テーマの出題者は建築家の山本想太郎氏。審査会は8月30日(日)9:00〜18:00に行われます。
設計展Flap2026では、建築設計や教育の第一線で活動する建築家が審査員を務めます。
総合司会を務めるのは、山本想太郎設計アトリエを主宰する建築家・山本想太郎氏です。
キャズ・T・ヨネダ氏
B01 プリンシパル/日本女子大学建築デザイン学部 特任准教授
田中智之氏
早稲田大学/TASS建築研究所
津川恵理氏
建築家/ALTEMY株式会社 代表取締役
西森陸雄氏
建築家/工学院大学建築学部教授
南泰裕氏
アトリエ・アンプレックス主宰/国士舘大学教授
赤松佳珠子氏
シーラカンスアンドアソシエイツ パートナー・代表取締役/法政大学教授
一色ヒロタカ氏
建築家/irodori代表取締役/実践女子大学准教授
伊藤暁氏
伊藤暁建築設計事務所/東洋大学
猪熊純氏
成瀬・猪熊建築設計事務所共同代表/芝浦工業大学教授
柴田淳氏
柴田淳建築設計事務所/隈研吾建築都市設計事務所パートナー/相模女子大学准教授
各審査会では、金賞・銀賞・銅賞をそれぞれ1作品ずつ選出します。
金賞は賞金50,000円、銀賞は30,000円、銅賞は10,000円。
さらに各審査員が選ぶ「審査員賞」と、協賛企業が選出する「企業賞」も設けられています。
入賞作品は、就職活動における実績やポートフォリオにも記載できるため、これから就職活動や卒業設計を控える建築学生にとって、自身の設計を外部へ発信する機会にもなりそうです。
8月28日(金)10:00〜17:00には一般展示が行われ、誰でも自由に作品を見ることができます。
8月29日(土)・30日(日)に行われる1次審査・最終審査も公開形式で、応募者以外の来場も可能です。
建築学生の作品を見たい人はもちろん、第一線で活動する建築家が学生作品をどのように読み解き、評価するのかを実際に見る機会としても楽しめそうです。
・建築を学んでいる大学2・3年生
・建築を学んでいる専門学校2・3年生
・高等専門学校5年生
・卒業設計に向けて設計力を高めたい学生
・自分の設計を建築家に直接講評してもらいたい学生
・学外の建築コンペや設計展に初めて挑戦したい学生
・ポートフォリオに掲載できる実績をつくりたい学生
・他大学の建築学生の作品や考え方に触れたい人
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